【体験談】スイング分析フィッティングラボを初めて体験してみました

ゴルフの知識
フィッティングラボ 自分のスイングを計測し 身体にあったクラブの選定を

この記事はこれからスイング分析をしてみようと考えている方や、フィッティングラボの内容について知りたい方へ向けて書いています。

今までスイング分析をしたことがない方やこれからしてみたい方、また最後に述べますが、新しくクラブを購入しようという方に読んでいただけたら幸いです。

関連記事:➡ゴルフの試打は恥ずかしい!メリットを紹介します

・体験談
・値段や料金の相場感
・フィッティングラボと試打の違い
・実際の結果

体験談

実際にフィッティングラボに行ってスイングの分析をした体験談を紹介します。
私が行った1つのフィッティングラボに対する感想になります。
今回は友人と筆者の2名でフィッティングラボでスイング分析をしてもらいました。

フィッティングラボ探し

まずはスイング分析をしてもらう場所を見つける作業からでした。
広告サイトが多く、リンクを辿って予約ページまでいくと結局同じ場所だったみたいなことがあります。
ほとんどのフィッティングラボは室内での計測ですが、今回予約したムジークフィッティングラボは打ちっぱなし練習場で外で打ちながらの解析ができるので、選びました。

予約方法

どの場所でスイング分析をするのかによって予約方法も異なります。
電話予約やネット予約できる場所もありますが、不安なことがあるのであれば、電話予約して聞いてみると良いでしょう。
今回は千葉県にあるムジークフィッティングラボという場所で予約しました。
2人まとめての予約だったので、電話で予約し詳細を詰めました。

スイング分析に必要なもの

自分のクラブシューズグローブもあった方が良いみたいです。
自分のいつも通りのスイングを見てもらって、そのスイングの傾向を分析した方が良いですよね。
今回は、2人でスイング分析を受けてみて、事前に1人は「クラブ・シューズ無し」でお願いしました。
遠方から来ていたのでその旨説明し、了承していただきました。

値段や料金の相場感

今回調べたのは、東京都、千葉県内のフィッティングラボです。
金額の相場感としては、7000〜13000円(60〜120分 1名あたり)のあたりがボリュームゾーンに感じました。
ネットで軽く見ただけでは、どんな機材を使って計測してくれるのかや、スイングの中の何の値を見てもらえるのかがパッとは分かりませんでした。
しかし、大抵のフィッティングラボでは、「トラックマン」or「GCクワッド」という数百万円の機材を使用してスイングを分析してくださるので、心配であれば電話などで問い合わせてみるといいかもしれません。

今回の私の場合は

「スイング分析」「フィッティングラボ」「スイング計測」
などの単語で検索しました。参考になると幸いです。

 

フィッティングラボと試打の違い

正直私も今回のフィッティングラボに行ってスイング分析をするまで違いがわかりませんでした。

今回初めてフィッティングラボでスイング分析をして私が感じた違いは大きく以下の3つです。

 

・1人にかけてもらえる時間

・自分のスイングありきの分析(クラブの販売ありきではない)

・計測の精密さ

・1人にかけられる時間

フィッティングラボと試打で1番大きく感じた差はここになります。
ゴルフショップでの試打では、自分だけがクラブの試打をするわけではありません。
例えば、試打では(もっと打っていいのかな、あと1球打ちたいな)って思った人も多いと思います。
しかし、自分の時間もさながら、店員さんの時間を気にしてしまったり、他に試打を待っている人を気にしてしまうことがありますがフィッティングラボでは、自分だけのためにフィッターの方が時間を割いてくれるので、何球でも打ち直すことができました。
もし、スイングやクラブのことで疑問があればすぐに聞くこともできます。
また、人の目も気になりません。というか基本的に他に人はいません。
他のお客さんの目って、自分のことは見ていないんだと分かっていても少しは気になってしまいますよね。
そういった無駄な外的な要因がないのも違いと感じました。

・クラブの販売ありきではない自分のスイングありきの分析

ゴルフショップの試打では、そのゴルフショップにあるクラブを購入するかどうかの判断に使われることが多いですよね。
そのため、極端な話、あなたのスイングに合うクラブが無くても一番合いそうなクラブをお勧めするのは商売として仕方のないのことです。
また、ゴルフショップの試打ではクラブが合うかどうかでデータを見ますが、今回私が行ったフィッティングラボでは自分のスイングに合うかどうかでデータを見てくださりました。

スイングに悪い癖があっても、そのスイングにあったクラブはどんな重心のクラブなのか、鉛をどこに貼るとどういう傾向になりやすいのかを詳しく分かりやすく教えていただきました

私はスイング理論やクラブの構造について全くの無知でしたが、自分に合う傾向のクラブが知れたことは今後のクラブ購入にも大きくいい影響を与えてくれそうです。

 

・計測の精密さ

今回は上の画像の様な小さな機器で計測しました。
今回使用させていただいた機器は「GCクワッド」というのですが、こちらの機器はなんと約300万円もするらしいのです。(2022年当時)
この機器を使用できただけでもフィッティング代の元が取れてしまうと感じた私はケチなのかもしれません。

PGAツアーのプロゴルファーも使用するこの機器を使用して分析ができるので、素人にはたまりません。

実際の計測結果

上の画像は実際の計測結果の一部になります。

アイアンの入射角はもちろん、インパクトの瞬間のクラブ起動、ロフト角、打球角度、スピン量が計測されています。

スイングの軌道についてアッパーかダウンか、ということは考えたことはありましたが、
軌道とは別に、インパクト時にクラブが寝ているか起きているかでもロフト角が変わることにこの日初めて気づきました。

例えば、インパクト時にクラブが寝ているか起きているかの話をもう少し詳しくすると

友人のドライバーは、インパクト時にヘッドの飛球線後方が地面に近く落ちていて、実際のロフトより4°寝ていました。
そして私はクラブが1°近く被ってインパクトしていました。
この2人のクラブの角度だと、同じスイング起動でインパクトしていてもロフトが5°も違ってしまいます。

このように、自分の意識していなかったポイントまで見ることができます。


フィッティングラボに行ってみた感想

個人的な感想としては行ってみてよかったと感じました。

自分の知らない知識を知ることはできたのはもちろん、自分のスイングについて(こういう傾向なんだろうなあ)とぼやっと感じていたものが数値として出ることによって、今までよりも自分のスイングを知ることができました。

友人の話になりますが、一緒に行った友人はダウンスイングが強い印象を持たれることの多いゴルファーでした。
自分も50ラウンド以上一緒に回っていますが、綺麗なダウンスイングだなあと思って見ていました。
アイアンが得意ですし、初めて彼のスイングを見た人も「よく打ち込めているねえ」と言うのを何度も見たことがありました。
その友人がスイング分析をしたところ、まさかのレベルか少々のアッパースイングでした。
機器が見ているのは、インパクトの前後のスイング起動なので、その部分はダウンスイングではなかった様です。

実際ターフはあまり取れないですし、弾道も打ち込んでいる様なものではなかったので、そこで今回の数値を見て納得がいきました。

今回の例は稀な例かも知れませんが、時間を気にせずに実際に数値で見れると言うのは素敵な経験でした。

スイング分析に向いている人

今回自分が行ってみて感じたスイング分析に向いている方を紹介します。

クラブを購入予定の方

これからクラブを購入する方は是非一度行ってみて欲しいです。
私はアイアンセットを買う予定でしたが、分析の結果まだ購入は不要という判断に至りました。

自分のスイングをクラブに合わせるのではなく、自分のスイングにあったクラブを教えてもらうのは上達の近道かもしれません。

スイングを知りたい方

自分のスイングを知りたい方にはぜひお勧めです。

これだけの精密機器は自分で揃えるのは大変ですし、そんなに頻繁に分析する必要もないでしょう。
クラブ購入の機会に合わせてスイング分析をしてみるのはいいかもしれませんね。

言うことを意見の1つとして取り入れられる人

ゴルフの上達の全てに言えることですが、自分以外の意見を取り入れることは大切です。

しかし、全部受け入れるのではなく、よく聞いて、自分で試してみて取捨選択することがゴルフ上達の鍵かと感じます。

このスイング分析でもらう意見についても自分なりに取り入れられると行ってよかったと感じられるかもしれません。

 

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