アプローチが苦手だなと感じる方って、多いんです。
アプローチの苦手意識を克服するだけでトータルスコアが5打とか10打ほどは平気で変わるので、是非アプローチの距離感は習得して欲しいです。
自分が1ラウンドでパーオンを平均何回しているか、数値を出してみましょう。
1000人以上のアマチュアゴルファーをキャディしてきて、85を越えてしまうスコアの方は、1R平均3~5回のパーオンの頻度が高いです。
ということは、残りホールの13~15回はアプローチをしている可能性があり、これはドライバーと並んで打つ頻度の高い回数です。
それ故に、アマチュアゴルファーは、ドライバーの方向性と アプローチ というスコア直結する2つを重点的に練習して、スコアを早く少なくしてゴルフを好きになっていただきたいです。
今回はアプローチの練習方法について、1つの案を説明します。参考にしてみてください。
アプローチの距離の基準を作る練習方法
最初から20yard や30yardの決められた距離を狙って練習する方法が一般的です。
しかし、人にはそれぞれ気持ちのいい振り幅や強さの時があります。
振りやすい強さで出やすいアプローチの距離というものが人それぞれあります。
まずは10~40yardの間の中で自分の気持ちよく振れる振り幅と強さでのアプローチショットは綺麗に当たると何ヤードなのかを知りましょう。
これができれば、コースに出たときに
「無意識に打てる距離」ができるのとともに
「自分の中の基準の距離」ができます。
例えば無意識に振ると25ヤードと分かれば25ヤードを基準に
30ヤードの時はちょい強めに、12ヤードならば半分くらい
と自分の中に基準があることでその前後の距離までアプローチが上達します。
しかも、自分が気持ちよく打っているのでミスの確率が減ります。
30yardを練習して、自分の中の「これくらい振ると30y」と意識して覚えると
全部の距離を頭を使って打たなければなりませんが、
無意識に気持ちのいい振り幅での距離があれば
その距離は、頭を使わず考えずに打てるので圧倒的にアプローチのミス率が下がります。
2、当たりの厚さ を知る。
初心者の方はアプローチショットでも、自分のショットが芯で当たった物なのかどうかをあまり考えない方が多いです。
アプローチの場合、初心者でもショットよりは当たりの良い悪いがわかりやすいため、アプローチは良い当たりを意識しましょう。
良い当たりでの距離以外は無視しましょう。
トップやダフリで出たショットの距離は忘れてください
トップして出た距離が大きいから振り幅がどんどん小さくなって、たまに出る厚い当たりのショットが狙った距離まで全く届かず、というゴルファーさんをよく見かけます。
本当はナイスショットなのに、正しい当たりを認識していないがために「ダメだった」 と勘違いしてしまう方も少なくないです。
トップやダフリのアプローチは、クラブの通る高さを変える意識は必要ですが、
距離については見ても気にしないようにしましょう。とりあえずは良い当たりをする、ことが第一でそれから距離感を掴む作業です。
ミスショットではなく、
ナイスショットのアプローチの振り幅と距離を覚えることが大切です。
また、アプローチほどヘッドアップがミスにつながりやすいのでヘッドアップ防止の癖も頑張ってつけましょう。
1000人以上のアマチュアゴルファーを見てきて20ヤード以内のアプローチで中級者以上の方のミスしているときはほぼヘッドアップしていた記憶があります。
わかっていても、カップを見てしまいます。
カップを見てもアプローチ出来るようにはいずれなりますが、まずは顔を上げない強い意志を持つ訓練をしましょう。
練習場で「アプローチの練習の日」を作れるくらい気合のある方は、
アプローチの日は、「打ち放題」をお勧めします。
同じ球数でも圧倒的に疲れませんし打ち放題だからたくさん打とうと思えばさらに効率が上がります。
逆にドライバーやウッドの練習日は単価(〇球当たり〇円)というのがおすすめです。
ドライバーを300球打ったら、本当に疲れます。1時間では終わりません。
3、使用するクラブはSW?PW?AW?
個人的なおすすめは、初心者はまずSWのアプローチ覚えておけば、コースではSW1本でバンカーもその他もできるので単純に楽です。
色々クラブを持ち変えると、バンカーからアプローチなどで焦ったり、進行に影響が出て大変です。
スコアが90くらいになってきたらPWを使ったランニングアプローチのメリットも出てくるのでそれまではSWが個人的にお勧めですが、
正直好みでいいと思います。
もちろん同時に2本できるようになれば、ランニングアプローチと、上げるアプローチの両方が上達するので理想ですが、
上げるほうができるようになると楽しい傾向があると思います。
SWでのアプローチをまず覚えて、
90切りを目指すようになったら、登りのライで
ランニングアプローチを試して、
なれてきたら、アプローチごとに、どちらがイメージ出るか考えてその都度選ぶ。
という風に上達してほしいです。
スコアに直結するアプローチを重点的に練習して、ゴルフの楽しさをもっと知りましょう。
アプローチにおすすめのボール
ボールによって同じアプローチでも結果が大きく変わるのをご存知ですか。
もし知らなければ、是非アプローチに向いているスピン重視のボールで試してみてください。
おすすめはタイトリストプロv1です。
飛距離重視のボールが売れる中で、スピン性能に特化していたボールで、プロゴルファーの使用率も高いです。
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