男性がキャディをして辛かった事、良かったことを紹介します

男性がキャディをして辛かった事、良かったことを紹介します

この記事では、男性がキャディをしてきて、良かったことや辛かったことを紹介します。

*注意点*

*性別によってキャディとしての優劣はないという筆者の考えです。
*性別という観点で物事を捉えるのは視野が狭いかもしれません。しかし、男性の方がキャディという仕事をしてみたい!と思った時に事前に知っておいていただきたいと思いこの記事を書いています。
*女性には女性ならでは辛かった事、良かった事があります。

遊びを含めてゴルフに関わる皆さんでゴルフ界を素敵な業界にしていきましょう。

 

男性がキャディをしていて辛かった事

 

筆者は男のキャディ として、6年間キャディ業務をさせていただきました。
主にアマチュアゴルファーのキャディをさせていただいた時の経験を紹介します。
お客様は人間なので千差万別です。
1つの経験談として読んでいただけたら幸いです。

 

超えられない性別の壁を注文される

若い女の子に変えてってマスター室に言ってきて。

 

他にも

「女の子に変えてよ」

「なんだ、男か。」

と言われることは何度かあります。

もちろん思うのは自由です。口に出してしまうのも仕方ないかもしれません。

しかし、冗談の雰囲気も一切なく、本気で依頼してくるお客様もいらっしゃいます。

キャディ=女性 という先入観があるお客様には申し訳ないですが、ゴルフ場の提供するキャディサービス(キャディフィ)に性的なサービスは含まれないため、対応できない事がほとんどです。

女性のキャディさんしか雇用しないゴルフ場もいまだにあるので、そういったゴルフ場を利用するしかないのかもしれません。

 

 

「男か」と言われる

全ての男性キャディが一度は言われたことがあるかもしれません。

特に40代以上の男性ゴルファーの方から言われることが多いです。

女性がキャディ業務をしていて

なんだ今日のキャディさん、女性か

と言われることはほとんどないでしょう。

しかしその代わりに女性だと「ゴルフの実力がない」「距離読みが正確ではない」という風に技術面で下に見られてしまうことも多いようです。 

自分がキャディを始めて最初にこの言葉を聞いた時は、

たぬき
性別の問題は努力で解決できないので改善のしようが無いではないか…

と落ち込んだ記憶があります

しかし自分がキャリーを始める時にゴルファーのお客様からこのような言葉をかけられる可能性を考えなかったわけではありません。

事前に心のどこかで準備をしていたから少ないダメージで乗り切ることができました。

もし、同じような言葉をゴルファーの方に言われて傷ついている男性キャディさんがいらっしゃいましたら、どうか少しでも早く切り替えて頂きたいです。

自分のキャディ業務で喜んでくれるお客様の顔を思い出しましょう。

 

 

男性がキャディをしていてよく聞かれること

 

 

君は研修生?  プロ目指しているの?

「君は研修生?」「「プロ目指しているの?」と聞かれる

男性がキャディをしていて一番多い質問です。

もしかしたらゴルファーのお客様は研修生にキャディをしてもらうことは嬉しいことなのかもしれません。

研修生ではなかったので「違います」と答えると次の質問は決まって

「君はゴルフやるの?」でした

ゴルフをしない人にキャディをしてもらうよりする人にキャディをしてもらった方が安心な気持ちがあることは私もゴルフをするのでよくわかります。

またゴルフのより上手な人にキャディをしてもらった方がなんだかうまくいくような気がしますよね。

きっとお客様はそのような気持ちからこういった質問をされていたのだと思います。

もし、あなたがキャディ業務をしていてこのような質問をされた場合自分のゴルフの腕を過大評価することなく正直に伝えましょう。

口で言う自分のベストスコアよりも、距離読みやグリーンのライン読みクラブの受け渡しコミュニケーションなどキャディの実力で評価していただきましょう。

将来や仕事の話

お客様と雑談をしていると、将来の話や仕事の話になりやすいです。

自分は大学生の時と社会人の時に土日祝にキャディをしていたので、よくその話になりました。

同業の方や近い業種の方がお客様の場合は話が盛り上がりやすいです。

 

今日1日でいくら

給料どれくらいなの?

意外とストレートに聞いてくるお客様もいらっしゃいます。

正直に答えたりはぐらかしたりしていました。

同じゴルフ場に給与の異なるキャディさんがいる可能性も考えて慎重に答えましょう。

関連:キャディさんのお給料について

 

男性がキャディをしていて得をしたこと

男性でよかったと感じたことを紹介します。
キャディさんあるあるかもしれませんね。

たくさんのクラブを一度に持つことができる

キャディさんはグリーンで最大4人分のパターとアプローチのクラブを持たなければいけません

さらにクラブやボールを拭くタオル・パターカバー・ピンフラッグなどを持つことがあります。

そんな大忙しのグリーン上では、一度にたくさんのクラブを片手で持てると仕事のスピードや質が格段にあがります。

一般的な女性よりも腕が長く、筋力があったため、クラブを12本左脇に抱え右手でピンフラッグを持ち左手でお客様のボールを拭いたり受け渡しをしながら ライン を読むことができました

しかし全てのキャディさんが無理をして片手で持つ必要はありません。

ピンフラッグはグリーンの外に置いてもいいですしパターカバーを挟む用の洗濯バサミを常備するのも工夫の一つです。

大切なことは、あなたがいかに簡単にキャディーをするかではなく、お客様がいかに快適なゴルフの1日を過ごせるかだからです。

 

女性のお客様家レディースコンペに自信を持てる

キャディ 指名

レディースコンペや女性のお客様にゴルフ場から配置されたことは少なくありません。
きっと男性に優しい女性ゴルファーの方は女性キャディさんにも優しいでしょう。
しかし、女性のゴルファーは絶対数が少ないため、女性のキャディさんが慣れていない事があります。

男性がキャディをしようと思った時にゴルフ場を選べるのであれば、レディスコンペを開催しているかどうかも気にしてみると良いかもしれませんね。

男性だからこそ頑張ろうと思えた

キャディを始めた最初の頃は、自分の得意なことや好きなことはお客様に貢献できるように努力しました。

ゴルフが好きな気持ちや、お客様のゴルフを見ていて楽しい気持ちは最初から持っていました。

そのため、ライン読みを間違えた日は、業務後にグリーンに行って転がしたり、キャディの事務所に帰ってから、グリーン図を何度も見直したりしていました。

他のキャディさんにも積極的に「12番ホールの下からのラインどうだった?」などと聞くようにしました。

少しずつ読めるラインが増えたり、経験で読めるようになっていきました。

 

またキャディを始めた頃は、雑談やコミュニケーションが苦手で人見知りでした。

しかし、お客様にそんなことは関係ありませんよね。

たくさんの初対面の方と話しているうちに人見知りは改善されました。

いつの日か自分にしかできないキャディをしようと思い業務をしていました。

 

キャディさんへのセクハラについて

 

女性がキャディをしているとセクハラにあったという話を聞くことがあります。

男性がキャディをしていて同じような被害に遭う確率はずっと低いでしょう。

本来はこのような話が一切ない事が望ましいですが、男性だったからこそ被害にあった事がないのも事実かもしれません。

私はキャディの控え室で泣いている女性キャディさんを何人も見てきましたし、そういった事があることは残念でなりません。

この記事を読んでもしセクハラを見かけた方は、勇気を持って止めて頂きたいです。

キャディさんは1人の女性(男性)で1人の人間です。

キャディさんはキャディさんです。

あなたの部下でも奴隷でもありません。よろしくお願いします。

 

少しずつではありますが、男性でも女性でも関係なく業務をしやすくなっています。

キャディの方もゴルファーの方も心地よく1日を過ごせる業界になって欲しいです。

 

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