皆さんはクラブを破損したことはあるでしょうか。
今もしクラブを破損した直後の方は、この記事を読んで必要な対処をしていただきたいです。
ゴルファー保険に入っていない場合は、(火災保険等の)家財保険でも適応になる場合があるので、保険会社に確認してみてください。
まだ破損していない方は是非覚えておいていただいて、何かあった時の備えにしていただきたいです。
私自身が実際にクラブを壊してしまった時に色々と大変だったので、役に立つことができたら幸いです。
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クラブを破損したときに準備すること
まず最初に伝えておきたいのが、ゴルファー保険を使用して、保険金が手元の口座に入るまで、1~2か月の時間が掛かります。
それに加えて、書類を1~3つ書くこと+ゴルフショップにクラブの修理見積を依頼に行くことが必要です。
せっかく保険に入っているのであれば、是非利用して欲しいです。
難しい事は特にないですが、少し手間がかかるということは覚えておいてほしいです。
ゴルフ場を離れる前に、事故証明書を貰おう
まずは事故証明書をもらいましょう。
事故を起こした現場を離れる前に事故証明書をもらっておくと、後々また事故現場へ行く手間が省けます。
証明書は殆どの場合無料です。
ゴルフ場や練習場を離れてしまった場合は、郵送でも可能な場合もあります。
私は、郵送でお願いしました。
ゴルフ場などに電話して確認しましょう。
破損した道具の写真を撮りましょう
写真が必要になります。ゴルフショップへ修理に出してしまう前に、写真を撮っておきましょう。
破損部位の大きく写ったアップのものと、クラブ全体の写ったもの、2枚あるといいようです。
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できれば購入時のレシートやネットの購入履歴などを探す。
私の場合は特に求められませんでしたが、もし購入時のレシートなどがあると、クラブの購入時の時価がわかるので安心ですね。
クラブ修理不可の場合の保険金は、発売当時の値段から時価減額したものが支払われることが多いようです。
また購入した場所によっては、ゴルフクラブそのものに〇年保障 が付いている場合もあります。書類関係の保管もしておくと役に立つかもしれません。
準備をしたらゴルフショップへ修理見積りに出す
事故証明書と写真が準備出来たら修理見積もりに出します。
この流れは全て、加入している保険会社の指示通りとなります。
保険会社から送られてくる書類に記入したり、修理見積書を提出したり、いくつか書類のやり取りがあります。
わからないことは保険会社へ電話で聞けば教えていただけますし、急ぐような期限も無いのでゆっくり手続きをしましょう。
保険がおりれば、今までの保険料も手続きにかかった時間も無駄ではなかったと実感するはずです。
支払われる金額は修理代金か時価
保険適用と認定されると保険金が支払われます。
もちろん保険適用外と判断された場合は保険金はおりませんし、その判断は保険会社次第となります。
出来るだけ丁寧に、書類の「道具破損時の状況」などを記入しましょう。
私がキャディをしている時、お客様から
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”クラブ破損の先輩”]クラブ壊れちゃったけど、無料で修理出来たよ![/speech_bubble]
などと聞いたことがありましたが
自分で保険をしようしてみてわかったのですが、保険適用となった場合は後から
修理代金を振り込んでもらえる。
ということでした。かかった金額が実質無料ということでしょうか。
過度な期待はせずに、少しでも修理や買い替えの負担が減れば良いと考えましょう。
実際に破損したときの体験談
私が実際にクラブを破損した時の体験談を紹介します。
1度目のシャフト破損は保険を使用せずに修理しました
私は過去に2度クラブを破損しています。
1度目は、木のすぐ下にボールがあり、スイングでもクラブが木に当たるような状況です。
6番アイアンのフォロースルーを小さく止めれば、クラブが木に当たらない状況でしたので、フォローを小さく止めるつもりで打ちました。
しかし、実際にボールを目の前にするとスイングは大きくなるようで
少し想定よりも大きいフォロースルーになり、木にクラブのシャフトが当たってしまいました。
その場では軽くカツンと当たった程度かと思っていました。
6番アイアンの状態はよく見てみるとわかる程度ですがクラブのシャフト部分が少し曲がってしまいました。
この破損の時は、次のラウンドがせまっていたこと、知り合いのゴルフショップに持っていくと5000円で新しいシャフトに替えて頂けるとの話だったので、保険を使わずに修理しました。
2度目のドライバーの破損の経緯と保険適用までの流れ
2度目の破損は保険を使用しました。
ドライバーのヘッドを破損
2度目のドライバーの破損の時は、保険を使用しましたので、紹介させていただきます。
本コースをラウンド途中13番ホールのティショットで、ドライバーのインパクト音が急に高く聞こえ
おかしいなと思ってショット後にドライバーのヘッドを見ようとグリップからヘッドに持ち変えると
「カラカラカラ」と音がしました。
ドライバーのソール部分の部品がヘッドの中に入ってしまいました。
その日はそのままティショットでドライバーを使用せずに、ラウンドを終えましたが
ラウンド終了後、ゴルフ場のロビーから保険会社に電話をしました。
ゴルフの保険書類をゴルフバッグに入れておいたので、わざわざ土日に受付してもらえる窓口の電話番号を調べなくても書類に書いてある番号へかけることが出来ました。
みなさんも、ゴルフバッグの中へ保険会社の書類を入れておくことをオススメします。
保険会社への電話連絡するも繋がった先は。。。
保険会社の書類に書いてある電話番号に連絡すると、
繋がったのは、ゴルフ担当ではなく、保険会社の総合窓口のような担当の方でした。
状況を説明し、どうすればいいか聞くと
「とりあえず修理見積もりを出して下さい」
「その見積もりとお写真を
これから私共から送る書類と一緒に、保険会社宛に送り返してください。」
とのことでした。
私がその日ラウンドしていたゴルフ場は車で1時間ほどだったので
保険会社の電話相手の方へ
「ゴルフ場で貰っておくべき書類とかは特にないですか」
と聞きましたが、しばらく保留音が流れた後、
「必要無いです。書類はこちらで準備し、発送します」
とのことでした。
ここで私の過ちは、この電話担当さんの言葉を信じてそのまま帰宅してしまったことでした。
「事故証明書」を破損したゴルフ場や練習場で必ずもらいましょう。
ゴルフ場責任者の印鑑やサインが必要になります。
その後、結局必要になりました。
ゴルフショップへ修理へ
そして帰宅後、「時間のある時にゴルフショップへ壊れたドライバーを持っていき修理見積もり書を出して下さい」
と伝えられ、返答の電話が数日以内に来るとのことでした。
返答の電話が来て、ゴルフショップの店員さんのお話によると
「ドライバーの破損部品がヘッド内へ入ってしまい、取り出すことが出来ない」
「修繕不可のため、ヘッド再購入になる」
とのことでした。
ゴルフショップへ、自分のクラブを取りに行くと修繕不可の書類も一緒にいただけました。
保険会社からの書類記入と返送
ほどなくして、保険会社から書類が送られてきましたので
記入し、修理金額の所は(修繕不可の場合は購入時の金額を記入して下さい)
とあったのですが、忘れてしまっていたため大体の金額を記入しました。
そして、必要返信書類に「事故証明書」があったので、ゴルフ場に電話し、郵送して頂きました。
保険金の支払いへ
ようやく、保険金の支払いとなりました。
書類を、提出すると、保険会社から電話がかかってきて
「お客様のドライバーの発売時のメーカー希望小売価格は〇〇円で、
発売時より〇年経っているので〇%引きの〇円を口座へ振り込ませていただきます」
との内容でした。
6万円ほどのクラブで、3年経っていたので、3.5万円ほど保険金をいただいた気がします。
以上で経験談のお話は終了ですが、いかがだったでしょうか。
私の感想は、ゴルフ場、ゴルフショップ、保険会社とやり取りを何度かしなければならず
正直面倒ではありましたが、今まで支払ってきた保険金のことや気に入っていたドライバーだったので
2週間くらいかけて手続きをしましたが保険に入っていて良かったです。
また今後も破損した時は、よほど急ぎでなければ、保険適用かどうか連絡してみようと思います。
皆さんも、せっかくゴルファー保険に加入しているのであれば、利用してみてはいかがでしょうか。
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