ゴルフは主に「競技ゴルフ」と「その他の(エンジョイ)ゴルフ」に分かれます。
ほとんどのゴルファーの皆さんはエンジョイゴルフであり、娯楽、趣味のためのゴルフを楽しんでいるかと思います。
今回は競技ゴルフといってスコアを真剣に競い合い、1打を追い求め、大会の上位に入り更に上の大会へと続くことを目的とする競技ゴルフについて紹介します。
そんな競技ゴルフの出場するための最低基準と、メリットについて紹介します。
競技ゴルフに出場するための条件
それではそんな競技ゴルフに出るにはどのような条件が必要でしょうか
最低限のスコアでラウンドできる実力
大まかな目安ではありますが、スコア90を超えるゴルフをしてしまうと、競技ゴルフでは下の方の順位です。
そのようなゴルフではオナーを1度も取れなかったり、2ndショットを毎回最初に打つということも増えてしまうので、なかなかいつものペースではゴルフができず、さらにスコアを乱す可能性があります。
ですので、85前後では回る自信をもった実力で、競技ゴルフに参加しましょう。
80を切るスコアが出せると、上位進出も(大会のレベルやコースの難易度によっては)あり得ますので、楽しめるはずです。
最低限のルールの把握
競技ゴルフでエンジョイゴルフと大きく異なるのが
「ルール違反をすると失格になる可能性がある」ということです。
例えば、通常のラウンドでOBを打ってしまった際に使用する
「特設ティ」「プレイング4」などは競技ゴルフでは使用できません。
OBし続ける限り暫定球を何度でも打ち直しますし、最悪ロストしてしまった際は、もう1度ティグランドに戻ってティショットを打ち直します。
これは「公式ルール」を使用しているのが原因です。
特設ティや黄色杭のワンペナは、ゴルフ場ごとに設置されている「ローカルルール」です。
ちなみに、「オープンコンペ」と呼ばれるものは、競技ゴルフではありませんので、100を切ったことがあれば問題なく出れます。
そのコンペ用のローカルルールがありますので安心してください。
詳しくは以下を参考にしてください。
ルールブックすべてのルールをというわけではないですが、特にカート道路にボールが止まってしまった時の処理や
ラテラルウォーターハザードとカジュアルウォーターハザードの処理の違いの把握くらいはできるようにしましょう。
ニアレストポイントとボールの止まった位置にティなどを刺してマーカーに確認してもらいながら厳密に処置を行います。
自分のボールの処置ができないと自分だけでなく、同伴者の迷惑になってしまいます。
しっかり勉強してから 最低1度は実際に自分で試しにゴルフ場で行ってから行きましょう。
競技ゴルフに出場する事のメリット
・上手なプレーヤーの知り合いができる。
・自分のゴルフの目標、刺激になる
というものがあげられます。
競技ゴルフに参加すると確実に上手なプレーヤーの知り合いが増えます。
普通のゴルフライフを送っていると、ゴルフ場のメンバーになって研修会に参加したり、積極的に研修生に絡まないと、なかなかアンダーを出す実力を持った方と知り合うことはありません。
しかし、競技ゴルフに出場することで、同じ組になった方の中に1人はベストスコアがアンダーパーの猛者がいることが多いです。
また、先につながる大会の場合は、将来有名になる 中学生高校生ゴルファーや、研修生がたくさん参加してきています。
このゴルファー方は、もちろん優勝を狙っていますので、同じ組になれると、幸運ですね。
そのような知り合いができると、練習やラウンドに、上手な方も相手を探していますので
仲良くなり、技術を教えていただいたり、盗んだり、
自分のゴルフを見直すいい機会にもなり、上達の速度が上がります。
自分のゴルフの目標、刺激になります。
試合日程は決まった日程で行われますし、毎年同じ時期に行われます。
もちろん「予選通過」や「〇位入賞」という目標を立てるのもいい事ですが
加えて1年後に自分のゴルフの地力の成長を感じるのも良いですし、目標の試合日までに、自分の課題を設けるのもいいと思います。
単純に「パーオン率を上げよう」と考えるよりも「〇/〇の試合に12回以上パーオンしよう」という目標で練習した方がうまくなるスピードが速いのは言うまでもありませんし、試合後のモチベーションも続きやすいです。
競技ゴルフに参加して、スコア以外の目標を立て充実したゴルフライフを送りましょう。
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