私の出逢った面白いキャディさんを紹介します

キャディさん キャディのこぼれ話
この記事では、ゴルフ歴10年以上、キャディ経験6年以上の私が新人キャディさんの研修で出会ったり、聞いた「味のある」キャディさんを紹介します。プレーしている時に出会ったキャディさんも居ます。
ネットの口コミではキャディさんが酷評されている事もあり、もっとプレーヤーとキャディさんの距離が近づくべきであり、そのためにゴルファーの皆さんにはキャディさんの事をもっと知っていただきたいです。

味のあるキャディさん集

たくさんのキャディさんに出会いましたので1部を紹介させていただきます

新人のワフキャディさん

キャディさんは、ゴルフ未経験でキャディの仕事を始める方が多いです。
ゴルフ用語を全く知らないので仕方ないのですが、室内のデスク研修の場で
ラフの事を「ワフ」と誤って覚えた新人キャディさんがいらっしゃいました。
ワフキャディさんが、まだ先輩キャディさんに付いてラウンドしていた頃
お客様に「俺のボールどこいった?」
と聞かれ、新人キャディさんは「左の斜面から、ワフまで降りてきました!」
お客様に「ん?ラフ?」
新人キャディさん「はい!!ワフです!!」
と言い、発覚しました。
その場は大変盛り上がり、ワフキャディさん自身はすごく恥ずかしがっていましたが、その後何年もキャディ業務を続け、指名を沢山受けるほどの人気キャディさんになりました。

下ネタ反撃キャディさん

反撃する女性
30代の女性キャディさんです。
見た目はスラッとしていて、顔立ちもスタイルも良いので、よくセクハラにあうそうです。
反撃キャディさんは、下ネタを言われたら必ず言い返すそうです。
反撃キャディさん曰く、
「相手が不快に思う下ネタを言って楽しむお客様には、反撃するしかない」
とのことでした。
反撃キャディさんの話で驚いたグリーン上でのやりとりを紹介します。
セクハラゴルファー「どんくらい切れるかな。」
反撃キャディさん「結構切れるので膨らましてくださいね~」
セクハラゴルファー「キャディさんのケツくらいかな。これ入ったら19番も付き合ってくれる?」
反撃キャディさん「えー!○○(お客)さんのお腹の方が出てますよ~。○○(お客)さんの太り方は生理的に受け付けないのですみません。」
セクハラゴルファー「。。。」
セクハラに対して、ひるんだりすると相手は喜びます。
でもなかなか言い返すことって難しいと思います。
本当に悩んでいる方は、セクハラをされたらすぐにスタート室やゴルフ場の職員に報告しましょう。
また、当の本人に近寄って、本人にだけ聞こえるように「これ以上されると、ゴルフ協会に報告(被害届提出)しますょ」
と伝えましょう。
組の雰囲気やお客様の機嫌の前に、あなたが、あなた自身が傷つく理由はありません。

イケイケドンドンキャディさん

私が大学生の時に、学部別ゴルフ部の全国大会(エントリーすれば出場可)に出場した時に、北海道の恵庭カントリーと言うゴルフ場で出会ったキャディさんです。
2日間大会の1日目に15位前後だった私は、2日目の朝は、守りのゴルフに徹して8位以内の入賞を狙おうとしていました。
しかし、2日目について下さったキャディさんが、それはそれは強気のキャディさんでした。
強気な女性
私の守りの気持ちを瞬時に見抜いたのか、3番ホールのグリーンでイケイケドンドンキャディさんは、上りの5mほどのラインに付いた私に近寄ってきて
このライン打たなきゃ男じゃないよ!」と耳打ちして来ました。
タッチを合わせる事で頭がいっぱいで、(ショートしても、上りが残れば良いか)と思っていたのでビックリしました。
「わかりました」
と答え、打ったパットは30cmほどオーバーしたのですが、イケイケドンドンキャディさんは
もっと打てるよ!
オーバーしたのにも関わらずそう仰ったので更に驚きました。
次のホールからは下りのラインでも関係無しに
強く打つんだよ!
と仰ってくださり、自分も吹っ切れてタッチの事は細かく考えずに狙ったラインに強めに打つことだけを考えて打ちました。
すると、連続で、3m前後のパターが入り、カップの奥の淵に当たって跳ねた末に入ったパットもありました。
もちろん、2m以上オーバーするパットも何度かありましたが、何故か返しのパットで取りこぼすこと無く、気づけば2日目のベストスコアタイを出し、2日目で巻き返し、8位入賞する事ができました。
ぎれもなくイケイケドンドンキャディさんのおかげです。
キャディさんが「強く打て!」ということは一般的にほぼありません。
進行が遅れる原因になるし、オーバーしてお客様に文句を言われてしまいます。
しかし、私にはピッタリハマったアドバイスでしたし、おかげで楽しいラウンドになりました。大変感謝しております。

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