ゴルフのヘッドスピードにおけるプロとアマチュアの違い 

ゴルフの知識

ゴルフをするうえで、ヘッドスピードって常に頭の片隅に気になる単語ですよね

私はヘッドスピードも平均以下です(参考:)

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]ゴルフは飛距離じゃない

ゴルフはヘッドスピードじゃない [/speech_bubble]

と言い聞かせて、ゴルフをしてきました。

ベストスコア76となった今もヘッドスピードの速いゴルファーには憧れますし、ヘッドスピードの速い初心者を見ると

どこまでうまくなるんだろう と思います。

しかし、ヘッドスピードの速くない初心者を見ると、勝手に親近感が湧いて、応援したい気持ちにもなります。

今回はそんなヘッドスピードのプロゴルファーの数値やとアマチュアとの違いについて紹介します。

アマチュアとプロのヘッドスピードの平均値

アマチュアやプロのヘッドスピードの一覧を表にしてみました。

ヘッドスピード(m/s) 平均飛距離(yard)
一般的なアマチュアゴルファー 38~43 200~220
女子プロゴルファー(日本) 40~44 230~260
男子プロゴルファー 45~52 250~300
PGAツアー 47~58 280~320

                                                         
タイガーウッズ、ローリーマキロイ、バッバワトソン などは、54~55m/sほどもあるそうです。

PGAツアーの選手のヘッドスピードとボール初速

C.チャンプ(317.1yard)→ヘッドスピード:58.0m/s  ボール初速:85.8m/s
M.ウルフ(313.3yard)→ヘッドスピード:56.7m/s  ボール初速:83.5m/s
松山英樹(304.9yard)→ヘッドスピード:52.7m/s  ボール初速:78.6m/s
小平智(282.4yard)→ヘッドスピード:47.8m/s  ボール初速:71.9m/s

・プロゴルファーはヘッドスピードで飛距離の差が出る

プロゴルファーの中にも、飛距離を売りにするゴルファーもいらっしゃいますし
FWキープ率、アプローチショットが売りのゴルファーなど 様々ですが
そもそも飛距離の要素となる物は ヘッドスピードとミート率がほとんどを占めていますので
プロゴルファーになると、ミート率に大差が出ませんので
ヘッドスピード次第でほとんど飛距離が決まるといっても過言ではありません。

・アマチュアゴルファーはミート率などの要因で差が出る場合が多い。

逆にアマチュアゴルファー(特にスコア80を切れていない方)においては、ミート率で飛距離の差が大きく出てきます。
自分よりヘッドスピードが遅いのに、飛ぶ方を見たり強く振ってヘッドスピードを上げたのに、飛距離が伸びなかったことはありませんか。
ミート率とヘッドスピードの掛け算で飛距離は生まれますので自分の一番飛距離の伸びる、力加減で振りましょう。

面の中の当てる場所で飛距離を伸ばす方法

・思いっきり振って上がるヘッドスピードは知れている

アマチュアの方が思いっきりドライバーを振って、ヘッドスピードはどれくらい上がるかご存知でしょうか。
大学のゴルフ部のときに、後輩や同級生に 計測器を使って試してもらいましたが
上がったヘッドスピードは
0.5~2.0m/sでした。
力を抜いて振っても、満振りと呼ばれるような全力振りをしても最大2m/s程度しかヘッドスピードは変わらないのです。

・ヘッドスピードとミート率の差でわかる実際の例

常にフルショットで
ヘッドスピード42m/s ミート率1.30の方 Aさんと

常に80%のスイングで
ヘッドスピード40m/s ミート率1.40の方 Bさんは

Aさん 218.4 yard
Bさん 224.0 yard

という数値になりました。

Aさんの方がヘッドスピードが速いのに、飛距離は負けていますよね。

実はこれは、数年前の私の

力いっぱい振り回した時のAと

抑えて振ったラウンド用のスイングBです。

ヘッドスピード ミート率  飛距離
A:満振り  42.0 m/s  1.30  218.4yard
B:80%振り  40.0 m/s  1.40  224.0yard

 

ミート率を0.10上げるのは、簡単ですが、ヘッドスピードを2.0m/s以上上げるのは並大抵のことではありません。
筋トレや走り込みが必須となりますが
なかなかそこまでできるアマチュアの方は少ないでしょうし、
そこまでしていなくても アンダーで回る 上級者の方がほとんどです。

となりますので、練習不足のアマチュアゴルファーの方には、ミート率の上がりやすい80%のスイングをおすすめします。

ほかにも
ヘッドスピードを上げずに飛距離を伸ばす方法
を記事にしていますので読んでみてください。
「面の当てる部位でスピン量を減らして飛距離を伸ばす方法」

飛距離の計算式は
ヘッドスピード×ミート率×4=飛距離
       ☝
     ボール初速
 

とさせて頂きます。

そもそもゴルフのスコアごとに飛距離の基準が異なります

ゴルフというスポーツは上達するごとに飛距離も伸びるものです。
飛距離が足りないと思うときは自分のスコアと比較して飛距離が足りないのか、自分の目標とするスコアに対して飛距離が足りないのかを見極める必要があります。
詳細:飛ばし屋の基準は、ゴルフのスコアによって変化します。[スコア別飛ばし屋表]
スコア100前後であれば200yard飛べば問題ありませんし、スコアアップのためには飛距離よりも他の部分が必要かもしれません。

アマチュアが飛距離を伸ばすにはまずミート率から

女子プロゴルファーと一般的なアマチュアゴルファーのヘッドスピードは近い数値ですので、
ミート率さえ上げれば、女子プロゴルファーと同じ飛距離は出せるのですのでミート率を上げる練習をしましょう。

飛距離アップに定評のあるレッスンプロの動画レッスンもおすすめです。

➡︎人気レッスンプロのゴルフ動画なら【ピタゴル】

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ドライバーの面の当てる場所で、飛距離を伸ばす方法

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