この記事では、正しいアドレスを簡単にとることができる「具体的な3ステップ」をご紹介します。
ゴルフ初心者の方でも、中級者の方でも、今までアドレスについて考えたことがない方ほど、どうやって構えたらいいのか迷うし、何が正しいアドレスか、自分のアドレスを綺麗に取れているか不安ですよね。
その悩みを簡単に解決するのが今回紹介する3ステップです。
100人以上の超初心者を練習場に連れて行って、初めてクラブを握る方にいかに簡単に正確なアドレスを取ってもらうか、と考えた結果
この3ステップを実行していただくと皆さんすぐに綺麗なアドレスが取れたので紹介します。
この3つを知っているだけで、簡単に綺麗なアドレスをとることができるので、構えだけは中級者~上級者になります。
アマチュアゴルファーに多い綺麗ではないアドレス
アマチュアゴルファーの特に初心者の方に多いアドレスが
「背中が丸まっている」アドレスです。
見覚えがある方も心当たりがある方も、多いのではないでしょうか。
沢山のゴルフを始める方を見る機会があったのですが、とにかく、背筋が伸びていないゴルファーが多かったです。
背中が丸まっていると、その分の調節を前傾姿勢やスイングで調節しなければなりません。
今からアドレスを直そうとしている方や、自分のアドレスを直したい方はまず、アドレスの猫背を直すことから始めてみましょう。
綺麗なアドレスの取り方手順
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1、背筋を伸ばしてから前傾する
まずはとにもかくにも背筋です。
プロゴルファーで猫背のアドレスのゴルファーは本当に少ないです。
しかし、アマチュアゴルファーで圧倒的にアドレスが崩れていると感じるのは猫背のゴルファーです。
100人以上の初心者を教えてきましたが90%以上の方は、構えた状態で「背中が丸まっているよ」
と伝えても、アドレスしたままの状態から背中を伸ばすことができませんでした。
ですので、まず「最初に」背筋を伸ばして両肩を後ろに引いた状態で直立してもらいます。
この直立で背筋が伸びている状態からアドレスを作ると、アドレスになっても皆さん背筋が伸びていました。
不思議ですが、皆さんそうなのでぜひ試してください。
2、腰から折って前傾を作る
背筋を伸ばしたまま、腰から前に倒れます。
倒れる具合ですが100人以上の方を見てきて、なぜか皆さん丁度いい前傾具合で止まります。
背筋が伸びていると、自然に倒れることのできる角度が決まってくるので、皆さん綺麗な前傾が取れていたのだと思います。
前傾具合は「かかとに体重が乗っていない状態」であれば細かく気にする必要はありません。
*くどいようですが、「背筋を先に伸ばしている」前提 で話を進めています。(猫背だと深い前傾になりますし、背筋が伸びていないと直立の体勢からあまり動きません。)*
3、膝に余裕を持たす
背筋を伸ばす→腰から折って前傾角度を作る→ ここまで来たらあとは膝に余裕を持たせるだけです。
背筋と前傾が正しくできていると膝がピーンと伸びているはずです。
膝を楽に曲げましょう。
目安としては、軽くジャンプして着地したときの膝の曲がり具合。を目安に曲げてください。
***注意点***
手順3の膝に余裕を持たすというステップを行うと、猫背に戻ってしまう方がかなり多いです。
構えた状態で背筋を伸ばそうとしても、外から見ると全く伸びないので、ステップ1に戻って、背すじをのばすところから始めましょう。
以上の3ステップで アドレスの作り方は終了です。
100人以上の完全初心者にも、綺麗なアドレスを取ることのできた方法と、言葉ですのでもし、納得がいかなければ、お問い合わせください。
なぜ正しいアドレスを取ることが必要か
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・アドレスでゴルフの実力がわかる
ゴルフ歴の長い方や、上手な方、キャディさんならばわかっていただけるとは思います
「アドレス」を見ただけで、大体のゴルフのレベルがわかります。
「素振り」をすると、その実力の予想は確信に変わります。
上手な人、プロの方のアドレスは、違和感なくアドレスに上手なオーラがあります。
アドレスで違和感を感じたゴルファーから期待を裏切るほど上手だった経験は1000人以上のキャディをしてきて、1人もありませんでした。
ですので、アドレスはゴルフが上手な方の必要条件なのかと思います。
直せるものは早く直した方がお得です。
・アドレスもスイングも千差万別だが基本を知ってのアレンジ
ゴルフのルールやスイングでも同じことが言えますが
「正しい基準を知ったうえで」アレンジ、応用する。のはいい事だと思います。
まずは、一般的に綺麗と言われるアドレスを身に付け、そのあとに、自分の好みや自分に合ったアドレスが見つかれば変更することで
自分のゴルフに経験値や幅が広がりますので大きくプラスになります。
・独特なアドレスのプロゴルファーは少ない(独特なスイングは多い)
独特なアドレスを取る日本人プロゴルファーとして、
「池田勇太プロ」が有名です。
背中が丸まったアドレスから独特のスイングプレーンでショットを放ちます。
そんな独特なプレーヤーも探すといらっしゃいますが
プロゴルファーで、特に日本人や韓国人では、アドレスに大きな個性があるゴルファーは少ないです。
スイングには大きく特徴があるゴルファーは多いのに対して
アドレスで特徴があるゴルファーが少ないということは、現時点では良いアドレスというものがある程度形作られているからと考えます。
今後、いろいろなアドレスのゴルファーが出てくると面白いですね。
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