守りのマネジメントゴルファーをする方の上達速度や適正

ゴルフ上達方法
ゴルフのマネジメントって、性格が出ますよね。
スコア上達のためのマネジメントを調べると、色々なサイトや媒体で、
「守りのマネジメント」や「リスクを抑えたマネジメント」が推奨されていますよね。
これはほとんどのゴルファーの方が、個人の適正な実力よりも攻め寄りのマネジメントを行っているせいで、スコアを損しているからです。
しかし今回の記事では、その逆でいつも守ってしまう方向けに記事を書いてみました。
・守りのマネジメントをしてしまう方
・ベストスコアは120~72までの方
・少しは攻めたいが後悔したくない方
に読んでいただけると、嬉しいです。
私自身がその守りに偏った考え方なので、そんな少数派の方の上達に役立ったり、そういう考え方のゴルファーが居ることを知っていただきたいです。

守りのマネジメントをする方の特徴

守りのマネジメントをしがちなゴルファーの特徴を紹介します。
いくつか当てはまったらば、あなたは守りのゴルファーかもしれません。

計算した残り距離よりも大きめのクラブを持つ

守りのマネジメントをする方は、失敗を前提に考えるので、迷ったら大きめのクラブを持つことが多いでしょう。
私は少しラウンドに慣れた初心者の頃から、140yardでも、130yardでも、
7番アイアンでフルショットしていました。(自分の7番アイアンの飛距離は145yardと思っています)
もちろんグリーンをオーバーする事もあったと思いますが、ベストスコアが85前後になるまではその「大きめのクラブ選択」でスコアに大きな問題は出ませんでした。
ベストスコア85になるまでは、グリーンを狙うショットの成功率が50%を超えることはありませんので、大きめのクラブを持って結果的に良かった結果となっていました。
ショット力が上がってきて、上達していくと、次第にグリーンをオーバーする事が多くなり、もっと小さいクラブを持てば良かったとなる失敗が増えてくるようになりました。
距離に対して正確な番手を持つようになりました。
ナイスショット前提で番手を持つようになるとゴルフが更に楽しくなりました。
守りのゴルフをして、いつも大きめのクラブを持ってしまう方は、オーバーのミスが続いてきたら、少し短い番手も検討しましょう。
読み通りの距離で打てた時ってかなり楽しいですよ。
攻めのゴルファーにはできない「ピンに届かない番手で打って」バーディチャンスに付いた時は快感そのものですよ。

池やOBを避けるならドライバーをすぐにしまえる

アグレッシブなゴルファーの方は、少しくらいの危険であればドライバーを持つ傾向にあります。
1ラウンドで14回ドライバーを持つのが普通ですので、ドライバーをしまう時に抵抗があるようです。
しかし守りのマネジメントをしている方は、ドライバーを振れない事よりも
池やOBを嫌がりますので、簡単に短いクラブを持ちます。
「うまくいけば」と考えるか「失敗したら」と考えるかの差ですね。
どちらも善し悪しはありませんが、ゴルファー自身が楽しければ良しですよね。
スコアアップを目指してドライバーを抜いてラウンドをした体験談や、そのメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの「エース」さんの記事がおススメです。

やっぱり守りのマネジメントはゴルフの上達が早い

守りのマネジメントをする方や、守りの性格の方は、ゴルフの上達が早い傾向にあります。
ミスをした場合に、どこに行く確率が高いか。
そこま
で考える癖がついているので、大叩きをする確率が低いです。
ショット力の向上と比例してスコアが右肩上がりに良くなる傾向が強いです。
ゴルフの実力はスコアではかるもので、ショット力がいくら高くても=ゴルフ上手い!とはならない事が不思議なスポーツですね。

守りのゴルファーは爆発しにくい

守りのゴルファーが上達の速い話はしましたが、その逆に良いスコアが出にくい傾向もあります。
やはり飛距離が出る方が1ラウンド通して安定した時の爆発力にはかないません。
上達していく中で「結局飛距離が必要なのでは」と何度も思います。
私も何度も何度も思いましたが、平均210~220yardでベストスコア76までは到達します。

攻めるマネジメントが良い場合もある

守りのマネジメントをする傾向がある方へ伝えたい事が、1つあります。
守りの考え方はゴルフをする上で大体成功しますが、攻めた方が良い場合もあるということです。
攻めるかどうかちらっとでも考えた時は、攻めた時のリターンがどのくらい大きいかも考えましょう。
例えば、直角に曲がるPer5のティショットをショートカットして打った時に、
リターンが「2オンを狙える」のであれば、攻める価値があるかもしれません。
リスクを考えることは慣れていると思いますが、3打目の状況や、グリーン周りにハザードがあるときは攻めるメリットは無いですよね。
上図からわかる様にショットーカット(図の場合左)方向に打てばチャンスが広がるわけではない。
少し右目でも飛距離が出ていれば2オンは狙えます。

ウッドよりもアイアンばかり選ぶ事にも疑問を持ちましょう

ウッドかロングアイアンか迷っていて、ウッドの成功率に自信が無くても
ロングアイアンでは絶対にグリーンに乗らないのであれば攻める価値があるかもしれません。
リスクや自分の実力の自己評価次第ですので、一概には言えませんが
もしあなたが、守りすぎていると感じているならば少し攻める選択肢を持ってみるのも良いかもしれません。

ゴルフのタイプとマネジメントにも適正がある

攻めるタイプか守るタイプかは、性格にも適性があると考えます。
実際に自分1人で攻めと守りのゴルファーを試してみた結果を紹介します。

自分を2人のアグレッシブゴルファーとネガティブゴルファーでラウンドしてみました

私は、キャディ時代に仲良くなったコースの支配人の方に許可を得て、仮想の2人のゴルファーになり切ってラウンドしました。
超アグレッシブなゴルファー=自分A
超守りのマネジメントゴルファー=自分B
その頃のベストスコアは82でした。
結果はというと
アグレッシブA=スコア85
守りのB=スコア85
と、まさかの同点でした。
そもそもやってみて気付いた事は、私にはアグレッシブなゴルフがあまりできません。
グリーンに届かない時は少しでも、長いクラブを持ったりパターを強気で読んで打ったりしてみましたが、攻めて気づいたことがありました。
ショートカットや、2オンするほどの飛距離もなければ、そんなに攻めるほどの狭い場所を狙うシチュエーションも来ませんでした。
メンタルだけをかき乱して二重人格のようにゴルフをしたので、ヘトヘトに疲れました。
元々、その人のゴルフのタイプや性格でマネジメントのアグレッシブ具合は決まってくるのかもしれないと思いました。

マネジメントには性格の適性もある

ゴルフのマネジメントは、個人によってそれぞれです。
同じライでも、得意なライや苦手なライ クラブの信用、弾道や目標スコア
ボギーへの価値観 など、様々な要素によって変わります。
「守りのマネジメントがスコアアップには良い」
とされていますし、私もその意見に賛成ではありますが
自分が楽しいマネジメントをする事が1番です。
攻めたい方は攻めてもスコアが上がるような練習をすれば楽しくなりますし
守りのマネジメントがつまらないゴルフと感じたり、守って失敗したら、すごく後悔するのであれば攻めるべきです。
アマチュアのいい所は、他人に迷惑さえ掛けなければ、好きなようにゴルフを楽しめることです。
是非自分の楽しいゴルフを見つけてみて下さい。
 
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