キャディさんのカートを止める位置は前のめりな理由

キャディのこぼれ話
キャディ付でプレーをしていて
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]カートが遠いな[/speech_bubble]とか、
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”ダボたぬき”]やけに歩かされるな[/speech_bubble]
と思ったことはありませんか。
キャディさんが何故、カートをあなたの思ったところに止めてくれないか
私の6年間のキャディ経験から説明します。
キャディさん目線でのカートの位置について説明しますので、気に障られた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

キャディさんは好きで遠くにカートを止めているわけではない

キャディさんは、1人で4人全員分のお手伝いをしています。
あなた専用のキャディではないので、組全体、ゴルフ場全体の優先順位を考えて行動しています。
たまたまプレーヤーにとって遠い位置にカートが止まることもありますが、基本的に4人全員のお手伝いがしやすい位置や打球の見える位置にカートを止めています。

そうするとどうなるかと言うと
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”] あのお客さんには申し訳ないが、このホールは我慢して歩いていただこう[/speech_bubble]
となり、他のお客さんを優先してしまう形となってしまうことがありました。
同じ組でボールが右と左に飛んだ時にカートはどちらかにしか行けません。
(コースがカート道路のみの走行であれば、カート道路から遠い方優先にお手伝いします。)
ですので、自分のボールが飛んだ方向にとっては不便な所にカートがあることもあると思います。
でもそんな時はキャディさんに怒らないであげてください。
キャディさんはみんなにゴルフを楽しんでいただきたいと思っていますので
泣く泣く取捨選択しているのです。
もちろん人の好き嫌いでの判断ではなく「進行」の速さ優先で選びます。
カートが自分にとってものすごく不便な位置に止められてしまった時
他のお客さんのお手伝いをするために、又は、進行を早めるために行っている可能性が高いので
そんなときは、周りの同伴者を見てあげてください。

カートは少し前の方に置かれる

ゴルフ場によってキャディさんの研修のやり方は異なりますが、全国共通して教わるのが
「進行に注意すること」です。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”] 進行が遅いと、コース関係者に怒られることも良くあります。[/speech_bubble]
大抵のキャディさんの頭の中は進行の事が80%以上を占めていると言っても過言ではありません。
の記事でも書いた通り、進行を遅らせない→カート位置=お客さんを 前へ前へ と歩かせる
となってしまいます。
カートは少し前の方に置かれることになります。
仮にカートを後ろの方に置いてしまうと、お客様がショット後に進行方向とは逆へ逆へ進まなければならず、結果的に全体の進行が悪くなります。

私がキャディの時は、お客様のボールをカートの1番後ろの位置と合わせる様に教わりました。

キャディ付きラウンドの注意点、足掛け、触ったまま話し込む

 
キャディさんがカートを運転してくれるゴルフ場で注意したいのが、
「カートに片足をかけたまま話し込まない」ということです。
運転者が気づいていれば問題ないのですが、気づかずに発進してしまう事故は多く発生しています。
ゴルフ場の事故はカート関係が半分以上ですので気を付けましょう。
また、「カートに足をかけたまま話す、バッグをごそごそする」と、キャディさんは次の仕事が何もできなくなり、進みません。
ほんの数秒の事 と思うかもしれませんが、進行というのはほんの数秒の積み重ねで速くするので
是非カートにしっかり乗ってから、お話を楽しんでください。
についても書いていますので是非、読んでみてください
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