キャディさんの仕事内容で辛いと感じる業務内容とその対策

キャディのこぼれ話

この記事はキャディさんのお仕事を始めようと考えている方や、キャディさんの仕事について知りたい方へ向けて書いています。

ベテランキャディさんの悩みはこの記事とはまた別にあるので、最初に断っておきます。

キャディさんの研修内容は、ゴルフ場によって本当に様々です。
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でもそれは、当然ですよね。
会社や勤務先によって研修内容が異なることは普通です

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”] ゴルフ場によって様々ですよね[/speech_bubble]

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どこのゴルフ場も「他のゴルフ場に劣らないように」研修をします。
中には、他のゴルフ場には無い独自のキャディ業務を売りにしている所もあります。(おしぼりやお茶の配布、朝の挨拶など)
他のゴルフ場に比べて自分たちのゴルフ場のサービスが劣っていると思われることは避けたいですよね。

具体的にキャディさんのお仕事で新人さんに辛いと言われるのは以下の3つの業務が多いです。

・暑いし寒い&あわただしい朝の準備
・コースを覚えるまでが大変
・4人分のフォローをするグリーンでの動き
・雨

あわただしい朝の準備

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朝の準備の中でも特に慌ただしいのが、スタート前までの仕事です。
主な内容は、キャディの業務に必要な道具の準備とお客様のクラブを確認するというものです。
カートの準備(水や目土、無線タオルピン位置の書かれた紙、ボールマーク)とゴルフクラブの確認さえできれば仕事の1/3は終わったようなものです。

スタート時間の間までにこの業務をしなければなりませんが、ゴルフ場の都合やお客様の到着時間によって、15分しか無いときもあります。
時間の無いときにクラブのチェックは焦ります。
しかもキャディを始めて間もない頃は、クラブを見ても、何の種類かわかりませんので、クラブのチェック用紙のどこにチェックをしていいのかわかりません。
研修で、クラブの種類などは教えてくれますがその教わった物を見ながら業務をしていては時間が掛かってしまうので、難しいと感じる方が多いようです。

朝の準備の対策(新人キャディさん用)

朝の準備の対策を紹介します

スタート表の記入

スタート表 クラブ確認票

この業務は、「お客様のクラブの紛失を防ぐ」ためにするのです。
ですので、自分がわからないクラブがあっても焦る必要はありません。
わからないクラブは白い余白に、クラブのヘッドやシャフトに書いてある数字や文字をそのまま書いておきましょう。
昼休みや時間のある時に先輩キャディさんなどにクラブはなんという種類か聞けば良いのです。
チッパー(クラブの種類の1つ)が何かわからなくても、ドライバーのメーカーが薄くなって読めなくても全く問題ありません。

わからなければ、クラブに書いてある数字や英語を書いておけば、なくなったのか。なくなっていないのか。
これがわかるので、良いのです。
総本数と、何が入っていたか少しでも情報があれば、お客様は自分のクラブですので、他の残っているクラブからも想像ができます。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”クラブ紛失赤ちゃん”]あれだ。[/speech_bubble]
とわかることが多いです。
必ず、総本数を書く
わからない物はわからないなりに、書いておく。

これらが出来ればそんなに難しく考える必要はありません。

18ホールのコースを隅々まで覚える

コースにの理解度について、研修中にチェックするゴルフ場と、しないゴルフ場があります。
自分のキャディするコースは、覚えなければならない。
ということはその通りですが、ゴルフもしたこと無い方がいきなり18ホール全ての特徴や地形が覚えられたら凄いです。記憶力を活かした他の仕事も検討した方が良いです(笑)

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”]覚えられない、辛いよ~。学生時代も暗記が苦手だったのに。。。[/speech_bubble]

と言う新人さんがたまにいらっしゃいますが、すぐに完璧に覚える必要はありません。

何度かラウンドするうちに自然と覚えるようになりますし、実際にキャディ業務をしているうちに細かいところを覚えるものです。
お客様の打ったボールが飛んで、OBと呼ばれる場所に飛んだり、先が見えない所に飛んでしまった時に見えなくても予測ができる様になります。

しかし、見えないボールがどの辺に止まっているかを予想できるようになるために時間がかかります。

勉強よりも経験が大きいスキルになるので、最初は焦らないで、自分がボールを見失った場所や、わからなかった事は必ずメモを取りましょう。

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毎ラウンドメモを取っていると、「ボールが見つかりにくい場所」「お客様が打ちやすい方向」がわかってきます。

コースを覚えるのが辛い時の対策

他の業務でもいえることですが、最初は出来なくても不安にならないでください。
まずは特徴のあるホールや、好きなホール(景色が良い、池や川があるなど。)だけを覚えましょう。
3つくらい好きなホールを覚えておけば、その後はキャディ業務が進むにつれて、1ホールずつ覚えていけばいいです。
実際にはもっと早く覚えてしまいます。
また頭の中でカート道を運転するつもりで想像するのも覚えやすさが上がります。
1番ホールが終わったらカートに乗って2番ホールまで運転するイメージで思い出しましょう。
1日に1回でもコース図を片手に思い出す練習をしていればすぐに覚えてしまいます。
覚える内容は、①各ホールの右、左がOBかどうか ②特設ティはあるか ③各ホールの右、左に何番ホールがあるか が最重要項目です。
④各ホールの狙い目などもできれば覚えたいですが、後回しで大丈夫です。
気長にやりましょう。

グリーンでの動きはなかなかに難しい

➡︎研修制度の充実したキャディ派遣会社

自分の勤務した職場では、このグリーン上の動きを特に研修していました。
グリーン上が、キャディさんのお仕事が1番多い場所です。
ピンを抜く、クラブを渡す、クラブを預かる、ボールを拭く、ラインを読む、パターを預かる。
など、たくさんの仕事があり、これらの優先順位が状況によって変わります。
最初はてんてこ舞いです。
しかし、この仕事も出来るようになるには時間がかかりますし、ベテランキャディさんでも、お客様のプレー速度に合わせて出来ない方は沢山いらっしゃいます。
ベテランでもできないのだから良いや、ではなく、キャディの腕の見せ所と感じて頑張っていただきたいです。

グリーン上の動きができない時の対策

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”] ベテランでも出来なくて良いのか!?[/speech_bubble]

と思うかもしれませんが、キャディさんも人間ですので、1人で4人の面倒を見切れない事もあります。
そんなときは、お客様が自分で自分の事をします。
お客様は遊びに来ているので、そのお手伝いをするのが、キャディさんのお仕事です。
出来ないときはお願いして、後で御礼を言えば良いのです。

雨の日のキャディ

雨の日のキャディさんが業務をつらそうにしていることはとてもよく見かけます。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSで、ゴルフ場のキャディさんのアカウントをフォローしていると最も多く見かける口の一つかもしれません。

まとめ

覚えやすいホールから覚える。
10回行けば勝手に覚えてしまう。出来る仕事を精一杯する。
お客様の娯楽のお手伝いという気持ちを忘れずに。

キャディさんの仕事内容を調べると
大変だ、きつい。
という言葉が沢山見られます。
しかし、最初から全部出来るようになろうと思えばキツいですが、お客様のために出来る事をする。
という点では他のお仕事と何ら変わりありません。

他の仕事に比べて人と話す機会が多く、同じお客様と何時間も一緒に居るので
お礼を言われたときのやりがいや
楽しいときは、お話をしているだけの様な感覚で終わってしまう日もあります。
是非1度ゴルフ場のキャディさんをしてみたり、キャディさんの業務について
考えてみてください。
何よりもお客様の感謝の声を直接聞ける貴重な仕事ですし、「あなたがキャディでよかった」「今日のゴルフは楽しかった、ありがとうね。」
と言われた日の帰り道は、それはもう嬉しいものでコンビニのパフェでも買って帰りたい気持ちになります。

クラブの名前が覚えられない時は、覚える必要はありません。お客様の名前を覚えましょう

たくさんのクラブの名前やメーカーの名前が出てくると思います。
しかし、メーカー名なのか商品名なのかも最初のうちはわからないはずです。
頭がこんがらがってしまいますが、最初は覚えなくてもいいです。
優先順位でいうと
コース>>>ルール>>>>>>>>>>>クラブ
の順に覚えればいいので、最初は気にせずに仕事をしましょう。
クラブを覚えたい場合は名前をスタート表にメモをする癖をつけていると、何度も出てくる名前が限られてくるので自然に覚えます。
よく見かけるメーカーで読みにくいものをあげておきます。
XXIO = ゼクシオ
PING =    ピン
と読みます。

クラブの名前を覚えられないキャディさんでもお客様の名前を覚えてかつ沢山名前で呼んであげるキャディさんはとても評価が高いです。

体力的にきついことへの対策

➡︎デビュー後の研修が手厚いキャディ派遣会社

キャディという仕事は体力を本当に使います。
キャディを始めたばかりの方に言うとあまり信じてもらえないのですが、仕事を続けていると急に体力的に楽になる時がきます。
これは自分だけでなくベテランキャディさんも皆言っているので間違いありません。
最初の1ヶ月や2ヶ月は家に帰宅すると、バタンと倒れて寝てしまうくらいきついと感じるのが普通です。
しかし、ある日急に楽になります。
この現象に驚き他のキャディさんに聞いて見たのですが、いつ楽になったかは人それぞれのようでした。
1人だち(デビュー)して楽になったと言う方もいれば、デビューしてから1ヶ月後に急に楽になったと言う方もいらっしゃいました。
時期には個人差があるにせよ、最初の頃の疲れを10とすると4〜6になる時が急にきます。
ずっと最初の頃の疲れの仕事ではキャディをやる人が1人もいなくなってしまいますので安心してください。
仕事を覚えたり無駄な動きが減ってくると更に体力的に楽になります。この頃には自身の体力もついているのかもしれませんね。

大変だと勘違いされやすい業務内容はこちら

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