ゴルフの風の読み方とスコアに活かすコツ

ゴルフ上達方法
この記事ではキャディ経験6年以上の私が考えるゴルフの時の風の読み方について紹介します。
風は沢山の要素から読むことが出来るので
知らない要素があれば参考にしていただければ幸いです。
また、風を読めるようになった後、どうやって距離読みに活かすかについても紹介します。

風を読む要素と読み方

風は沢山の情報から推測することが出来ます。

風といえばピンフラッグ

風といえばピンフラッグですよね
これを知らない方は、ほぼいないかと思いますが、紹介しないわけにもいかないので紹介してみました。
最近はファンサービスの一環として、ピンフラッグをファンにプレゼントする企画もあるので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
ちなみにピン自体の長さはゴルフ場により短いゴルフ場や長いゴルフ場があります。

木々、枝高いところの風

ピンフラッグの次に見てほしいのが周りの高いところの木々の揺れです。
木々の低いところは風の跳ね返りなどで方法がまちまちになってしまいますので、出来るだけ高い場所の枝の揺れを見ましょう。
やわらかいシナリのある枝などをよく見ていると、風の向きがよくわかります

水の波紋で風を読む

見落としがちですが、意外と参考になるのが水面の波紋です。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]そんなに都合よく風を読みたい時に池や水がないだろう [/speech_bubble]
と思うかもしれませんが、知っておくことでが大切です。
もしそこに水があれば風の向きを読みやすくなりますし、
池があるホールでは池に入れないようにマネジメントするため、風の向きがとても重要になります。

雲の流れでは風を読みにくい

雲はボールが飛ぶ高さよりもかなり高い場所を流れているので、ボールに影響する風の向きに関わりが無い事もあります。

風と距離の読み方

風を読む要素がわかったら距離を読む時にコツとなる方法があるので紹介します。

フラッグの地点の風と立ち位置の風向き

ピンフラッグだけで、風の向きを決めてしまう方がほとんどのように思います。
しかし、ピンフラッグの旗の揺れと、自分が立っている場所の風の向きが真逆なことはよくあります。
そんな時は上で紹介した他の方法で風を読んでみてください。
どうしても他に情報がない時は、ピンフラッグの風の向きを信じましょう。
*ただし、ピンフラッグの周りが木で囲まれている場合は、自分の立っている場所の風を信じましょう。

前のホールとの位置関係で風を読む

私が最も使う方法-1つであり、風の読み方の正確性を上げるためにも、この方法は是非皆さんに知っていただきたいです
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”] 風の向きがどちらかわからない [/speech_bubble]
となった時に前のホールの風の向きを思い出してみましょう
前のホールで明らかなagainstやフォローだった場合、前のホールと今いるホールの位置関係から風の向きを予測できます。
沢山ある情報から今のホールの風を予測しましょう
風が巻いている場所や好き向けの場所はたまにありますが、殆どのホールでは風の向きはほぼ一定に吹いています。
ましてや前のホールから次のホールの間に風の向きがガラッと変わってしまうことはほぼあり得ませんので
ホールとホールの位置関係から風が読めるということは知っておいた方がいいでしょう。

番手選びからボールの高さと木の高さの比較

ゴルフの風

無事に風が読むことができたら、イメージ通りの球を打った場合どのくらいの影響をボールが受けるのかを考える必要があります。
その際に考えなければいけないのが、ボールの高さです。
ボールが飛ぶ飛行線上の左右に木々がある場合は、その木々によって風が遮られるのか遮られないのかまで考える必要があります。

上の画像の状況では打つ場所で自分は風を感じていてもボールの通る高さが風を受けなければ、ほとんど影響は受けません。

番手によって風の影響は変わりますし、個人によってもボールの高さが変わるので風邪への影響が大きく異なります。
単純に高いボールを打てば、風の影響をたくさん受けます。

打ち下ろしか打ち上げか

打ち上げか打ち下ろしかも、風の影響の度合いが変わります
打ち下ろしの方が大きく、風の影響を受けます
なぜならば、打ち下ろしの方がボールの滞空時間が長いため、風の影響が大きくなるのです

風は言い訳にも使ってポジティブにラウンドしましょう

打つ前に使いたい番手や打ちたい距離を打つために納得させる要素として、風を言い訳に使いましょう。
モヤモヤして打つよりも納得して打つ方が格段にショット成功率は上がります。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”] 風のせいで、ピンに絡まなかったけど、いいショットだったからよし!![/speech_bubble]
また、結果に対しても、口には出さずに(今のはアゲインストだったからな )
と思って、スイングやショットの不安点を残さないのも、メンタルマネジメントの1つです。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”] ミスして悔しいはずなのに言動に出さない方は素敵な人ですよね[/speech_bubble]

意外と知らない、芝をむしる行為の違反

プロゴルファーやプロゴルファーのキャリーさんが芝を巻いて風の向きを確認している様子がテレビでよく見られるからなのか、ゴルフ場でもアマチュアゴルファーが芝をむしることがよくあります
しかし、ティグラウンドの芝はむしることができますが、セカンドでフェアウェイやラフの芝をむしってしまうとライの改善のペナルティーの対象となります
プロゴルファーやプロキャディーさん達は芝をむしっているのではなくて、落ちている抜けた芝を拾って蒔いているのです
まとめ
風を読む要素は沢山あるので知っておきましょう
風を読むより距離を読む方が大切です。コツを使いましょう。
風の正確な答えはわかりません。気にし過ぎず、都合よく利用しましょう。
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