芝目とは 芝の種類と芝目の読み方

芝目とは 芝の種類と芝目の読み方

グリーンの芝目とは、「芝の生えている向き」のことを指します。

主にパッティングやアプローチの際に使用される単語で、傾斜や、風などと同じようにボールが自然の影響で曲がってしまう要因の1つとなります。

たぬき
芝目が~

という言葉を聞いたことがある方はたまにいらっしゃるとは思いますが、本当に芝について理解されている方は少ないような気がします。

今回はその芝目について紹介します。

芝目の読み方は直接見る方法と状況判断する方法があります。

芝目が強いゴルフ場に行ったときに実際どのようにして芝目を読むのかについて、説明します。

・直接見る

・流れを見る

・自然なので人間にはわからないことも多い

芝目を直接的に見る方法

カップを真上から覗き込み、カップの淵の芝の向きを見る方法や、グリーンエッジの芝の向きを見る方法があります。

芝の長さがグリーンエッジの方が長いのでみやすいメリットはありますが、パッティングへの影響度が大きいのはカップに近い芝目です。

カップ周りの芝目を重点的に見て判断しましょう。

その他の芝目を直接的に見る方法

芝の色の濃淡を見る方法があります。 濃い→薄い 色の濃い方から、色の薄い方へと芝は向く傾向にあります。

芝以外の流れから芝目を見る情報の手段

 直接的に見るのが1番ですが、1本1本の芝が色々な方向を向いていて、芝目が読めないことも多々あります。そんな時は、流れから芝目の方向を予測しましょう。

・山に向かって逆目 

先ほどの富士山の近くのコースの時も話したように、芝は山と反対の方向へ向かって生えます。

・人の流れ  

芝は人の足で踏まれ倒れますので、グリーンから次のホールへのティに向かう方向など、決まった方向に歩く人が多い通りは、その方向に芝が倒れます。

・水の流れ 

芝は水のある方向へ向かって生えます。低い方に向かうのも、水の向きに合わせているからです。

・太陽の向き 

太陽の沈む方へ向かって順目になります。少しでも太陽のエネルギーを浴びようとする植物の性質です。

残念ながらすべての芝目は読み切れない

芝目のすべてを読み切ることは不可能です。

芝の倒れる方向は以下の要素でも大きく変わるからです。

・手入れ 芝刈り機の重みでも芝は倒れますので、毎朝グリーンキーパーさんが刈ってくれている芝刈り機の走る向きでも芝の方向は変わります。

・4月~5月が芝目が強い元気な芝 芝も他の植物と同じように冬は柔らかいので、芝の目の向きによるボールへの影響は少なく、夏に向かう4~5月が1番芝目が強いようです。

実際の写真で芝目を読んでみましょう

まずはグリーン周りのラフに落ちたボールの状態です。

グリーン外

芝目はどちら向きでしょうか。

正直、この写真ではわかりにくいかもしれません。

実際のゴルフ場ではものすごくわかりやすかったのですが

写真の技術が無い事をお許しください。

芝目の方向

この矢印の方向に芝が流れています。

ボール~グリーンエッジ間の真ん中あたりの芝を見ていただけるとわかりやすいでしょうか。
グリーンのカラーや、外からパターでアプローチをする時は必ず芝目を読みましょう。

そもそも芝目の順目、逆目とは何か

まず、芝の目の話をする際に必須の単語があります。

「順目」とは、ボールを打ち出す方向と芝が生えている向きが同じ方向であることを指します。

「逆目」とは順目の反対で、ボールの打ち出す方向に逆らって芝が生えている状態の事を指します。

順目のパッティングは速く、逆目のパッティングは遅く重くなります。

また、アプローチへの影響がパッティングよりも非常に大きく、順目のアプローチは容易ですが

逆目のアプローチはプロも難儀するほど難しいです。

アプローチする際のクラブヘッドに芝が抵抗して、クラブの軌道が思うとおりに行かないのです。

そもそも芝目を読む必要があるのか

時と場合に寄ります。

ベント芝やペングラスという日本国内で多く使われているグリーン上では、芝目の影響はかなり少ないです。

納得がいかない場合、芝目のせいにしたくなりますが、ほとんどの場合傾斜通りです。

私は、プライベートラウンドでは、水平器をもってラウンドすることが多いですが、今までは、100%水平器通りの曲がりでした。

皆さんも水平器をもってラウンドしてみると楽しいですよ。

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芝の種類はコーライとベント芝以外にもたくさんあります

芝の種類

 一般的に高麗芝は、芝目がきつく、ベント芝は芝目の影響は少ないと言われています。日本のゴルフ場の90%以上はベント芝ですので、高麗芝のグリーンのゴルフ場は少ないですので、高麗芝の時は芝目を意識してみましょう。

  日本人に多く知られている芝の分け方はこの2種類ですが、実際には、ベント芝というのは非常に種類が多く、正式にはベントグラスという大きなくくりの品種が90%以上のゴルフ場で使用されています。

その中でもクリーピングベントグラス、コロニアルベントグラス、 ベルベットベントグラスなどの種類があり、ほとんどがクリーピングベントグラスを使用していると言われています。
また、近年では、枯れにくく高速グリーンを仕上げやすいニューベントという品種も開発されています。
ペンA02 などと言った品種です。
高麗芝に至っては、日本では姫高麗芝という品種のシェアが多いようです。
PGAツアーで使用するアメリカなどのゴルフ場ではライグラス、バミューダ、ポアナ などの芝種使用されていますし、「ポアナグリーンが得意」というようなゴルファーもいるので、芝を意識してTV観戦するのも面白いかもしれません。

山岳コース

山岳コースでは、ベント芝であっても、芝目の影響が強いゴルフ場もあるようです。標高が高い山ほど影響は強く、富士山のすぐ近くのコースでは傾斜に逆らうほどの芝目の影響を及ぼすグリーンもあります。

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まとめ

・日本のゴルフ場は、ほとんど芝目の影響が少ないベント芝

・芝目を左右する要因はたくさんある

・傾斜、風、芝目、すべての要因を考慮してショットするため、そこまで重きを置いて考えなくてもよい

芝目について少しわかっていただけたでしょうか。私は、他の方のアプローチやパッティングを見て、ラインの曲がり幅などを決めるので、芝目はほとんど気にしたことがありません。

自分のグリーンの読み方はこちらです。

キャディの教えるパッティングラインの読み方

しかし、芝の事を少しでも知っていて芝目を読まないのと

知らないのとでは大きな差ですので、是非知識として知っておいて、ゴルフをもっと楽しく感じてほしいです。