この記事では、初心者の方にゴルフを教えるときの順序と、その際の注意点について紹介します。
ゴルフ初心者の教える機会って多くは無いですよね。
どこまで口を出していいのかや道具についてなど不安なこともあるのが普通ですので、是非参考にしてください。
ゴルフ好きの方で、奥さんや彼女にゴルフを勧めたい方は多いのではないでしょうか。
一緒にゴルフに行けたら楽しいですし、私がキャディをしていた時に見ていても、仲の良い夫婦ゴルファーの方は見ていて微笑ましいです。
それぞれの楽しみ方のスタイル持っていて、楽しそうです。
何よりも、ゴルフにお金を使う事に対して、奥様にうしろめたさを感じなくて済みます笑
ただし、
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]奥さんにゴルフを勧めても、始めてくれない。少しやったが続かない[/speech_bubble]
という方が多いように見受けます。
まだ、女性をゴルフに誘っていない方も、今後誘うつもりの方は特にこの記事を読んで参考にしてみてください。
まずは、とにかく楽しい!と思わせる。
最初から、最後まで、これに尽きるといっても過言ではありません。
楽しくないことは続きませんし、やろうとも思いません。
練習場の練習を楽しいと思う方は多いです。
ゴルフをある程度やっていると、本コースのワクワクや楽しさを知ってしまうので、練習場は楽しいよりも基礎力向上のために使うような場所になり、楽しい!とはなかなか感じなくなりますよね。
でも、ゴルフを今までしていない方の気持ちになってみてください。
小さいボールを小さいクラブで打つなんて難しそう。。。
と思っていたのに、たまに出る
良い当たりの感触やナイスショットって、気持ちいいですよね。
気づいたら、手が痛くなったり手の皮がむけたり、次の日が筋肉痛になるくらい
夢中でクラブ振り回していましたよね。
そんな感じで、「スイングを直す」とか、「真っ直ぐ飛ばす」事よりも、
ボールが飛ぶ楽しさを教えてあげてください。
どうせ、良いスイングを教えることができても、思うように身体を動かせません。
仮に天才的な運動能力で動かせることが出来ても、毎回同じ所をクラブが通りません。
まずは、たまーに出るナイスショットを
誉めましょう。
誉めるのはもちろん良いショットだけでいいです。
ナイスショットの楽しみを教えてくださいね。
ゴルフを勧めない。グッと堪えて待ちましょう。
奥さんが辞めてしまう理由の一つに、「無理に誘われるから」
という理由があるそうです。
女性は、男性よりも家事をしている事が多いですし、近所付き合いなどもあります。
生理や更年期で、体調が悪い日も多いです。
男性のように、思い立った瞬間に出発できませんし、
いざ練習場に行くとなったら、お化粧や、日焼け止めも必要です。
家事の時間を逆算して用事を済ませなければならないので、誘うのは、奥様や彼女の予定が合いそうな日に
断りやすく誘ってみましょう。
忙しさや様子を見て誘うのも良いですが、
時には、誘わずに、にグッとこらえてみましょう。
自分の練習は好きに行って構いません。
「練習行ってくる」
とだけ言って、自分の練習に行きましょう。
もしゴルフに行きたいと思っていてくれていたら、
奥さんの都合の良いときに、「私も行く」と言われた時の嬉しさったらないですし、
そうなれば、ゴルフを楽しいと思ってくれているはずです。
自分の楽しみは少し減る時もあるが、長い期間で考える。
やはり、初心者の方とゴルフに行くと、自分が経験してきた道を通るので、
練習場へ何度も通ったり、ショートコースにも行くことになると思います。
早く本コースに行きたい気持ちはすごく分かります!
しかし、そこも相手の事を考えましょう。
特に女性ゴルファーの場合、飛距離が出ないので
本コースは想像以上に辛いはずです。
練習場→ショートコース→練習場で課題克服→本コースハーフ→練習場で課題克服→本コース
最短でも、これくらいの
ゆったりプランで勧めていきましょう。
きつそうだな、と思ったら一旦休憩するのもありです。
少し休んでも、取り戻すのに、練習場1回あれば、十分です。
とにかく、ゴルフは楽しく。ですので
楽しさを第一に考えましょう。
また、一緒にラウンドすると、自分のゴルフが崩れやすいです。
大学時代やキャディの時、
新入生や、ゴルフ初心者とラウンドしてわかりましたが、
教えながらラウンドすると
自分のゴルフに考える時間が割けなくなるので、どうしてもスコアが落ちやすくなります。
これは、他の先輩方も口をそろえて言いますし、仕方のないことです。
悔しいし、勿体ない気持ちもわかりますが、相手の方がゴルフに慣れてきて、手が掛からなくなる数ラウンドで、
ゴルフにハマってくれたら、今後何年も何十年も一緒にゴルフが出来たら、
数ラウンドの自分のスコアなんて、それほどの事では無いと思いませんか。
自分のスコアが悪くなって、
その程度なのか、と思われる悔しい気持ちは痛いほどわかりますが、堪えましょう。
それよりも、「あんなに飛んで凄い!」
と初心者の方は思っているはずです。
自分が150や120のスコアの時、
80台のゴルファーと90台のゴルファーの違いなんてわからなかったですよね。
それと同じです。
小さなプライドは捨てて、長期的に自分が楽しくなるように、相手を楽しませましょう。
・最初は楽しさを感じてもらう
・2回目以降は出来るだけ勧めない
・本コースに慣れるまで、自分のゴルフは後回し
是非、彼女や奥さんを練習場やゴルフ場に連れて行って
ゴルフファンやゴルフプレーヤーが増えてくれる事を願います。
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