90の壁をなかなか切れない人は、100の壁を切ったときと同じように沢山ショットの練習をしていませんか?
ショットももちろん大切ですし、OB率を10%(1R平均1.8回)以内に抑えたり
最低限のコースマネジメントも必要です。
キャディ目線での90を超える人
キャディをしていた時も
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”]ショットは80前後のクオリティなのに、アプローチで90超えてる [/speech_bubble]
という方は非常に多く
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”]アプローチだけは80台を出せるレベルだ [/speech_bubble]
という方は見たことがありませんでした。
日本人はアプローチの練習が不足する傾向にあるのだと思います。
自分のアプローチの上達度の確認をするには基準となるスクランブリング率を計算してみてください。
スクランブリング率=パー以下で上がったホール数÷パーオンを外したホール数(×100)=%
他にもリッキオの法則という、ショットとスコアの相関関係を計算する簡単な計算式もあります。
リッキオの法則=95-パーオン×2=スコア
スクランブリング率の計算が難しければ30ヤード以内からアプローチした数とそれをワンパットで決めたいわゆる寄せワンの成功数を数えてみてください。
90台の方は少なくとも10回以上は、グリーンの外からアプローチをしています。
(3~6回のパーオンをする方が一般的です)
そのアプローチの寄せワンを半分の50%出来れば5打縮まります。
ちなみに
USPGAツアーのトップは70%over
欧州男子ツアーのトップは75%over
です。
日本よりも圧倒的にグリーンが難しく、グリーンも速い男子ツアーでこの数字ですから、プロの実力を差し引いても50%を目指して練習するべきです。
それだけで90は楽に切れます。
スコア95の人と85の人にはアプローチにどんな差があるのか。
まず、90台のスコアの方の多くは、アプローチでナイスショットをできていません。
フェースにボールがうまく乗っていないとも言います。
必ず、トップかダフっています。
綺麗な当たりのアプローチは飛距離が出ないので強く振れます。
綺麗なインパクトを出来たアプローチって、本当に飛ばないですし、スピンが掛かります。
ボールを捉えたクラブのフェースの溝を一つ一つボールが登り、ボールの下をクラブが通るので、
打っている本人のイメージとしては、スイングの後からボールが前に出て行くイメージです。
これが出来ると、振り幅大きく小さい距離を振れるので、距離感を凄い簡単に出しやすくなります。
更に、スピンが短い距離でも効くので、左足下りの斜面や難しいライでも、成功のイメージが膨らみ、成功率もあがります。
ロブショットなんか打たなくても綺麗にアプローチでインパクトすることができれば、好きな場所に止められるのです。(10フィート程度の速さのグリーンであれば)
30ヤード以内のアプローチ、練習場のライであれば90%くらいは狙いの1yard以内に誤差が収まるように練習しましょう。
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それでも90を切れない方はメンタル面の問題かもしれません。
併せてお読みください。
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