オーケーパットの距離とは。オーケーの出し方や基準、コンシードについて

ゴルフの知識

この記事では、ゴルフにおける謎の文化「オーケーパットについて」個人的な見解をご紹介します。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]OKパットは1パット目には厳しく、

2パット目以降は緩い雰囲気がありますよね[/speech_bubble]

上司や取引先の方とのゴルフで、オーケーを出すかどうか迷ったりした場合の対策も書いていきます。

*個人的見解については気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらそっとブラウザを閉じてください

オーケーパットとは

ゴルフにおける、オーケーパットとは、
 わざわざ実際に打たずとも、「打って入ったこと」にして、競技を進めることです。

「ルール」ではありません。ゴルフのルールブックにも載っていません。ゴルファーに広く知られた慣習のようなものです。

「入ったことにする」とは言っても、1打をしっかり足して計算します。

まずは、オーケーパットのメリットや、オーケーの出し方、マナーを覚えましょう。

オーケーパットの距離の基準

 このオーケーパットは、ルールではないので

何メートル以内がオーケー。というような基準はありません。

一般的にワングリップ(パターグリップ1本分の長さ)としていることが多いですが、

ショートパットを外したら 返しのパッティングはオーケー

の方もいるなど基準はあいまいです。

誰かが「それ、オーケーだよ〜」と言い、打つ本人がそれで良ければオーケーとなり、ボールを拾い上げます。

オーケーパットの出し方

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]上司へのオーケーの出し方がわからない[/speech_bubble]

という方は、基本的に自分から言わないようにしましょう。
誰かがオーケーと先に言うか

上司に「これオッケーかな」と聞かれたらあなたも追いかけるように「オーケーです〜。」と言いましょう。
嫌いな先輩でも聞かれた時は100%オーケーを出してあげましょう。
それが上司とのゴルフです笑

やたら長いパットをオーケーしても失礼ですし、なかなかその塩梅は、ゴルフ歴が長くても難しいものです。
初心者のうちは、人の波に乗れるだけ乗っかってごまかしましょう。笑

間違っても自分のパットは言われるまで

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”okパットが欲しい後輩”]僕のこれってオーケーですか? [/speech_bubble]

と聞かずに、最後まで入れるつもりでやりましょう。
その方が、嫌な気分になる人は少ないはずです。

自分のパッティングはオーケーがもらえたらラッキーくらいでいいんです。

*自分からはオーケーをねだらない*

オーケーパットのメリット

ここからオーケーをすることのメリットを紹介します。

進行が早くなる(何度打っても入らない事態を防ぐ)

1番のメリットはプレー速度の上昇です。

初心者のうちは、いくら短い距離でも何度打っても入らないことがあります。

日本ではパターの練習をみっちりやってからコースデビューする初心者の方は少ないと思いますし、仕方ないです。

自分の力で最後までカップインすることも大切ですが、ゴルフ場には他のお客さんや、後ろの組にもプレーをしている方がいます。

初心者の方にペースをずっと合わせていると、ゴルフに来た皆が平等に楽しむことができません。

何度も同じ距離を打つようであれば、オーケーパットの使用もいい事かと思います。

楽しくゴルフが出来る(人も居る) し、忖度ができる

沢山のゴルファーが居る中で、オーケーパットをするゴルフを通常のゴルフとしている方もいらっしゃいます。
趣味のスポーツですので、どのように楽しむかは自由ですし、同じ組の方にも迷惑をかけていなければ問題ないと思います。

また接待ゴルフなどで、良い塩梅でオーケーを出すといい気分になるゴルファーさんもいらっしゃいます。

しかし逆に筆者のように、出来ることならばオーケーパットをしたくないゴルファーさんもいるので

難しいところではありますが、接待力の見せ所になります。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”cadyup.jpg” name=”キャディさん”] 以下は私がキャディをしている頃の(オーケーパットもいいかもと思った)エピソードです。[/speech_bubble]
賭けをしてゴルフをしていて、最後の3ホールになると、勝っているチームが負けているチームどんどんオーケーパットを出します。
そして勝負の結果を引き分けに近づけようとしている組がありました。
その様子は、見ていてもプレーしている方も本当に楽しそうで、ゴルフって娯楽なんだな。

と改めて思わせてくれる組でした。
ゴルフが楽しくなるためにオーケーパットが使えるならば、是非是非使って下さい!

そんなオーケーパットの使い方は大賛成ですし、尊敬します。

よく似たコンシードとは

ここまでオーケーパットについて紹介してきました。
ゴルフのグリーン上での用語に「コンシード」というものがあります。
コンシードはマッチプレーの競技で使用される用語です。
1ホールごとに勝敗のつくマッチプレーでは、相手に対して「もうそのパッティングは入ったことにしていいよ」という意味でコンシードが使用されます。
コンシードされた場合はオーケーパットと同じように1打足してホールアウトします。

オーケーパットとコンシードの違い

オーケーパットとコンシードでの大きな違いは
・コンシードは競技ゴルフでも使用する
・コンシードは負けそうな選手が勝ちそうな選手に使うことが多い
という点です。

筆者の個人的なオーケーパットへの考え方

個人的な意見ですが、人のオーケーパットは、全く気になりません。

難しい長いラインがオーケーになり、その方が自分より良いスコアでも全く構いません。

ゴルフなんて、娯楽ですから自分が楽しけりゃそれで良いというスタンスなのです。
ただ、自分はオーケーパットはしたくないですし、自分と同じ組にオーケーをする方が3人居ても、

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”message icon.png” name=”たぬき”]自分は最後までやります [/speech_bubble]
と言って打ってしまいます。
なんだか、明確な基準が無いのが嫌なのです。
自分の中でオーケーか否か微妙な時、ついOKを期待してしまう自分も嫌だし、少しでも迷った自分が本当に嫌です。

その後のゴルフに響くので自分のパットはオーケーしません。

スコアが、85を切るかどうかのあたりになってくると、1打の重みが急に重くなります。
100前後のスコアの時は考えなかった事を沢山考えてようやく1打を減らすのに、オーケーで1打とされるのは、自分がしてきた練習やそこにたどり着くまでの過程の1打が勿体ない物になってしまう気がします。

とはいっても全て個人的な考えですので

「そんな考え方の日とも居るんだ」と知っていただければ幸いです。

もちろん、1番楽しい!と思う方法で人に迷惑をかけずにゴルフができれば最高です。
1人でもゴルフを好きな方が増える事を祈ります。

その他のローカルルール

オリンピックというグリーン上の遊び

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